おばあちゃんバリスタの人気カフェMother Roaster(マザーロースター)@タラートノーイ・旧市街
昨年末にタラートノーイ地区に移転したMother Roaster(マザーロースター)は71歳のピムおばあちゃん(私からみたらピムおばさん)がオーナーの人気カフェです。
タラートノーイ地区には何度か足を運んでいて、以前ここを通った時にカフェが臨時定休日だったのでお店のSNSで入念にチェックしてから訪れました。でも、開店5分前に到着したら入口が開いていない。
「まさか今日も定休日?でも定休日の貼り紙ないよね」とちょっと心配になりつつ待っていると、向こうからピムさんが颯爽と歩いてくるではありませんか。SNS等で写真を拝見していたのでマスクと帽子をかぶっていてもピムさんとわかり、サワディーカーと挨拶。背筋もピンとしていて歩くのも早いし、70歳以上には見えないくらい元気な方です。
入口から入ると、山積みにされた部品。ここにある物はガラクタ(廃棄物)なのか、まだ使われるのか。天井が所々抜け落ちていて、この上におしゃれなカフェがあるなんて想像もつきません。
この階段をのぼっていくと・・・
1階とのギャップがすごい。(床が若干左に傾いているのはマイペンライ)
カフェの雰囲気。なんだか懐かしくもあり、ほっこりする空間。
移転前のコーヒースタンドだった頃のをここに移築したのかな。
メニュー。ケーキやパイ、アイス等の軽食もあります。
コーヒーの酸味は嫌いで苦みや濃いのが好きと伝え、お勧めの豆を選んでもらいました。そして、図々しくもピムさんに淹れてもらいたいとお願いしました。
ピムさんが「あなた、前にも来たことある?」って。「いや、初めてです。お会いできて嬉しいです。」と。馴れ馴れしく話しかけていたからかなあ!?
注文後に自ら手動で豆を挽いて、ROK Pressoというイギリス製の器械でエスプレッソを抽出する姿がめっちゃかっこよかった。気さくなピムさん、コーヒーを淹れる時は真剣な眼差し。「この仕事はall my life」だと話されていたのが強く印象に残りました。
ハンドドリップのコーヒー(100B/約350円)とアップルクランブルケーキ。確か豆はコスタリカって言ってたような…。美味しくいただきました。
写真はピムさんの息子さん。平日に行ったんですが、この後近所の常連客と思われるおばちゃんやおじちゃんでいっぱいになりました。 皆、このカフェのコーヒーと温かい雰囲気が好きで訪れるんだろうなぁ。
最後はピムさんとの記念撮影も。
カフェはタラートノーイ地区にあります。MRTフアランポーン駅から徒歩約15分。もしくはヤワラー方面行きの路線バス25番または40番に乗り、ワット・トライミット近くのバス停で降り、そこから徒歩10分弱。
【営業時間】10:00〜18:00(月曜定休日)